2016/07/16
雑誌「留学ジャーナル」の発行元であり、日本最大級の留学エージェントでもある留学ジャーナルは、今夏の短期留学申込み動向および留学予定の大学生を対象に留学意識調査を実施。「2016年夏休み留学動向」としてまとめ、@DIME(7/16)が報じた。その報道によれば、2016年5月末時点における、夏の留学(8週間以内の留学で7~9月に出発)への申込者は、全体の56%を占める大学生が、10年連続で増加し、過去10年で最多数を記録した。
学年別期間別では、大学2年次4週間の留学が、大学生の夏の留学の主流となっている。学年が上がるにつれ、インターンシップや資格取得に向けた勉強など、その時期に合わせた活動への参加を余儀なくされるため、留学のためのまとまった時間が取れない大学生の実情が伺える結果となった。今年はTOP5までを、カナダとオセアニアが独占。これは、テロ事件などの治安を危惧する若年層を中心に、比較的安全とされる地域を選ぶ傾向が強かったことが理由として挙げられる。