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近畿大と吉本興業は12月15日、研究や教育、情報発信などの分野で提携を進める協定を締結した、と毎日新聞（12/15）が報じた。同紙によれば、吉本興業が大学と協定を結ぶのは、立命館アジア太平洋大に続いて2校目となる。

具体的には、近畿大が世界で初めて完全養殖に成功した「近大マグロ」を題材としたドキュメンタリーなどを制作し、世界に発信する。吉本新喜劇を観賞した際の心拍数や血圧を測定するなどして笑いの医学的効果を検証し、新たなストレス制御法の開発も目指す。また、吉本所属のお笑い芸人が、近大生を対象にコミュニケーション能力に磨きをかける講座の講師となり、就職活動をサポートする。近畿大は「笑いを通じて社会が求める能力を大阪で鍛えていくというイメージ作りをしていきたい」としている。