2017/05/27
2018年春卒業する大学生らを対象にした大手企業の採用面接が6月1日から始まる。今春の卒業生の就職率は過去最高で、今年も学生が就職しやすい「売り手市場」と言われる。神戸新聞(5/27)は就活が気になり出した大学2年生向けに、就活を分かりやすく紹介した。大手企業約1350社が会員になっている経団連が、会社説明会(3年生3月~)や採用面接(4年生6月~)、内定解禁(10月1日~)などを指針として示している。2019年卒者も、この就活ルールは現在と変わらないだろう。
企業で3月1日以前に行われているインターンシップ(就業体験)が、事実上の面接になっているという話はよく聞く。正式な内定解禁は10月1日だけど、6月に事実上の内定を出す会社が多い。人手不足で企業が早めに優秀な人材を確保しようとしているせいだ。大卒の就職率は6年連続で上昇し、今春は97.6%。統計を取り始めた1997年春卒業者から過去最高を2年連続で更新しているから、学生にとっては有利だろう。