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東海大:農学部に進学したら地元・南阿蘇村が50万円、異例の補助

2017/06/10

 熊本県南阿蘇村の吉良清一村長は6月9日、村内から東海大農学部に進学した人の保護者に祝い金50万円を支給すると、この日開会した村議会で述べた。橋本功氏の一般質問に答弁した。

 これを報じた朝日新聞(6/10)によれば、自治体が特定の私立大進学に補助を出すのは異例だ。東海大農学部は熊本地震後、村内の阿蘇キャンパスで行っていた授業を熊本市内に移し、現在は実習や研究のみを行っている。学生約800人も村を出た。吉良村長は、東海大の山田清志学長に村内での授業再開を直談判したと明かし、「学長は(村内再開で)果たして学生が集まるのかと一番心配していた。村としては地元から一人でも進学するために(祝い金を)創設したい」と説明した。

 

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