2017/09/26
文科省は9月26日、私立大、および私立短大の2015年度入学者に係る学生納付金等調査結果について公表した。これを報じたリセマム(9/26)によれば2015年度の私立大(学部)における授業料は、対前年度(2014年度)比0.5%増の86万8447円だった。「2015年度 私立大入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)」調査は、日本私立学校振興・共済事業団から文科省がデータ提供を受け、私立大(昼間部)などにおける初年度学生納付金についてまとめたもの。初年度学生納付金平均額の算定には、2015年度入学定員を用いて加重平均している。
2015年度の初年度学生納付金平均を見ると、私立大(学部)は授業料86万8447円、入学料は25万6069円、施設整備費は18万4446円。合計は130万8962円で、対前年度比0.2%減だった。授業料、入学料および施設設備費の状況を学部ごとにみると、文系(文科系学部)は114万3229円、理系(理科系学部)は150万7121円、医歯系学部は478万9736円。私立短大の授業料は69万5410円。入学料は24万6053円、施設設備費は17万1545円で、合計は111万3008円だった。