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東海大:代々木キャンパス観光学部などが東京・渋谷区と連携、五輪をサポート

2018/01/31

 東海大(渋谷区富ヶ谷2)と東京都渋谷区が1月30日、「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定(通称S-SAP、エス・サップ)」を締結した。これを報じたシブヤ経済新聞(1/31)によれば、区が昨年4月から推進している同協定は、民間企業や大学などの持つ技術やノウハウを活用しながら、協働で地域社会の課題解決を図る包括連携協定で、これまでにシダックスやディー・エヌ・エーなど区内の企業を中心に14社、青山学院大や国学院大など4校と同協定を結んでいる。両者は2015年に「連携協力に関する基本協定」を締結し、同大学生が地域イベントにボランティア参加したり防災に関する取り組みをしたりしてきた。今回同協定を解消して新たにエス・サップを締結し、内容を明確にすることで相互連携の強化を図るという。

 同大は代々木キャンパスにある観光学部や4月に開設を控える健康学部の特色を生かしたい考えで、観光や地域活性化をはじめ、健康・スポーツ振興、教育・生涯学習など6項目で連携していく。長谷部健渋谷区長は「東京都でオリンピック・パラリンピックの開催が控えていることから、代々木キャンパスの観光学部と協力することで、新しい観光のあり方も模索していきたい。学生の皆さんが区と一緒になって、この地域を盛り上げていってもらいたい」と期待を込める。締結期間は2020年3月31日まで。

 

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