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　近畿大水産研究所と豊田通商、日本マイクロソフトは8月21日、人工知能（ＡＩ）の特性を活用して養殖稚魚の選別作業を効率化する実証実験をスタートしたと発表。同大のホームページによれば、いけすで養殖した稚魚を出荷する際に、生育不良の稚魚を取り除くプロセスにＡＩを適用する。この作業は、これまで人手不足などが課題になっていたが、今後はＡＩを使って自動化をめざす。

　近畿大水産研究所は、「近大マグロ」をはじめ様々な魚種の養殖研究に取り組み、同大発のベンチャー企業がマダイ稚魚を全国の養殖業者に販売している。今後、選別作業の自動化をきっかけに、若手の人材確保に悩む漁業という第1次産業での働き方改革をめざす、としている。

詳細：https://www.news2u.net/releases/162003