2018/11/26
文科省中央教育審議会では、大学分科会将来構想部会を中心に審議を進め、11月26日の第119回総会において,「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)」を取りまとめた。文科省のホームページによれば、2040年には18歳人口が現在の74%規模(2017年120万人→2040年88万人)、大学進学者数も現在の80%規模(2017年63万人→2040年51万人)になることを想定し、構想を描いた。
詳細:http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/11/1411368.htm
グランドデザインでは、「必要とされる人材像と高等教育の目指すべき姿」「教育研究体制・多様性と柔軟性の確保」「教育の質の保証と情報公表・学びの質保証の再構築」などを掲げている。また、答申では大学の連携・統合の促進策として、私立大学部の別大学への譲渡円滑化、国公私立大の枠を超えた連携強化――などを検討するよう指摘した。