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関西の大学:スポーツ向上図る連携組織が4月に発足、米国のNCAAを目指す

2018/03/14

 大学スポーツを取り巻く課題解決に向け関西の大学が連携する新組織「大学スポーツコンソーシアムKANSAI」の設立会見が3月14日、大阪府茨木市の立命館大大阪いばらきキャンパスで開かれた。一般社団法人として4月上旬に発足し、立命館大や同志社大、龍谷大など約20大学が参加予定。大学スポーツが社会の公共財となり、地域貢献や経済活性化にもつなげる狙いがある。

 新組織は各大学が持つノウハウを共有する場と位置付ける。安全な練習環境を整えるための情報を交換したりクラブ運営のガバナンス強化を手助けする。各競技団体との連携や選手表彰なども行う。国は米国の大学スポーツ統括組織・NCAAの日本版組織を2018年度にも創設する方針で、この動きを踏まえて関西の大学の研究者らが約1年間議論を重ねてきた。新組織の略称は「KCAA」とし、事務局は立命館大びわこ・くさつキャンパス(草津市)に置く。

 

 

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