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　福島大は2019年の新学類「食農学類（仮称）」設置と創立70周年に合わせ、新たに「福島大学リノベーション基金」を設立した。同大のホームページによれば、風評被害で苦しむ地元の要望で、2019年には農学群食農学類(仮称)の設置を予定しており、既存学類の見直し、大学全体の教育内容の見直しと共に創立70周年を迎える。新学類の設置と共に、新しく生まれ変わる福島大は、大学全体でリノベーション(改革)を進めていくとしている。

参考：https://www.fukushima-u.ac.jp/70th/

　改革の1つとして、学生サービスの向上をはかるため、1.勉学意欲のある経済的に困難な学生を対象とした給付型奨学金の支給事業、2.世界的な視野に立って活躍する「グローバル人材」の育成事業──を掲げている。福島大は現在、給付型奨学金の支給事業として「しのぶ育英奨学金基金」を実施しているが、「リノベーション基金」では、これを引き継ぎ、一層の支援充実を目指している。